「目線そのまま撮影」できるメガネ型カメラ XREAL Eye を試してみた!作業動画・チュートリアルに最適かも?


こんにちは!システムフレンドの前本です。

最近話題のARグラス「XREAL One」に、カメラモジュール「XREAL Eye」を取り付けて、“自分の見ている景色そのまま”を動画として記録できる体験を試してみました。

作業動画やハウツー解説、趣味の記録などにも使えそうだったので、今回はその感想と注意点、活用イメージをご紹介します。

 

XREAL とは?

「XREAL」は、スマートフォンやPCと接続して使用する軽量・高画質なARグラスです。
特徴は以下の通り:

  • 目の前に拡がる大画面表示(仮想スクリーン)

  • USB-C経由でスマートフォンやPCと接続可能

  • 空間上にウィンドウを表示できる

  • 一部モデルは「6DoF(6自由度)」に対応し、AR空間内での移動や奥行き感も再現可能

 

このARグラスに、オプションとしてカメラモジュール「XREAL Eye」を取り付けることで、一人称視点での写真・動画撮影が可能になります。

 

参考:公式サイト

XREAL Eyeとは?


XREAL Eye は、XREAL Oneの中央スロットに装着する超小型のカメラモジュールです。
目の位置に限りなく近いため、「自分の目で見たまま」に近い映像が記録できます。

 

  • 📸 写真解像度:2016×1512ピクセル

  • 🎥 動画解像度:1600×1200ピクセル(最大60秒)

  • 🤏 重さ:わずか1.35g

  • 🛡️ EIS(電子手ブレ補正)あり

  • 💡 撮影時LED点灯+シャッター音で配慮設計

実際に使ってみた(取り付け手順)


XREAL Eyeのセットアップは非常にシンプルですが、細かい作業があるため慎重さが必要です。
実際の取り付けの様子を、写真の順を追って紹介します。

① 開封

 

 

まずは外箱を開封。黒い箱の中には、カメラモジュール(XREAL Eye)と保護カバーがしっかり収まっています。

 

 

中には、超小型のカメラモジュールが一つだけ。これがXREAL Eye本体です。手のひらに収まるサイズで、質感もなかなか上質です。

 

② アダプター部分のカバーを除去

 

 

XREAL Oneの眉間(中央)部分には最初、樹脂製のカバーが装着されています。
このカバーを慎重に外す必要があります。細かいパーツの扱いにはピンセットがあるとスムーズに作業できます

 

③ XREAL Eyeを差し込む

 

 

カバーを外すと、金色の接点が現れます。ここにXREAL Eyeをカチッと差し込むだけで接続は完了。

装着が完了すると、XREAL Oneの真ん中にカメラが配置され、「まさに目の位置から見た映像」が撮影可能になります。
精密な作業ではありましたが、落ち着いた環境とピンセットがあれば問題なく取り付けできました。

 

 


このあとは、アプリから撮影設定を行うだけで準備完了。次のセクションで、実際に撮影してみた動画とその使用感をご紹介します。

実際に使ってみた


 

活用例

  1. DIYやガジェットの組み立て作業の記録
  2. 製品の使い方を説明するチュートリアル動画

  3. 散歩や旅行などの主観視点による記録映像

  4. 教育・研修などでの視点共有

注意点・はまりどころ


✅ 1. 対応スマートフォンに注意

一部スマートフォンではXREAL Eyeが正常に動作しない場合があります。
XREAL Eyeで撮影した写真や動画はiPhoneでスムーズに取り出すことができました。
独自のプログラムを動作させる場合、私は非対応機種でダメもとでトライしてみましたが、結果はやはりダメでした。

→ 購入前に、XREAL公式の対応機種リストを確認するのがベストです。

 

✅ 2. 空間認識(6DoF)は環境依存

XREAL Eyeを装着すると6DoF(自由な空間移動)も可能になりますが、これは光の量や空間の奥行きに左右されます。
壁に近すぎる部屋や暗い場所では、位置認識が安定しないことがあるらしいです。

 

✅ 3. 公共の場での配慮も必要

 

カメラモジュールが見えるため、「隠し撮りでは?」と誤解されるリスクも
撮影時にLEDが点灯しますが、周囲への説明やマナーを意識して使用することが大切です。

まとめ:一人称視点で「伝わる」映像が撮れる新しいツール

 

XREAL Eyeは、自分の視点をそのまま記録・共有できる新しい手段として非常に面白いデバイスです。
特に、チュートリアルやレビュー、趣味の共有、教育現場などでの活用が見込めそうです。
REAL EyeにはSDK(開発者向けツール)も提供されており、アプリ連携や独自開発にも対応しています。

 

今後はアプリ連携なども含めてさらに活用の幅を広げていきたいと思います。

上記ブログの内容に少しでも興味がありましたら、お気軽にご連絡ください。

弊社のエンジニアがフレンドリーに対応させていただきます。