![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1058x10000:format=png/path/s2862ed836fb86f79/image/i2e1716335b4d8409/version/1717724443/image.png)
こんにちは、Team xRの広報担当です。
早速ですが、タイトルにある「ToF AR」ご存じですか?
Team xRではToF ARのアプリ開発支援として、導入の提案から開発までのサービスを提供することになりました!
(サービスの詳細はこちら)
まずは、そもそもどこでToF ARをダウンロードできる?ToF ARで何ができる?というところから解説していきたいと思います。
この記事を通して、ToF ARに興味を持つきっかけになったら嬉しいです!
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s2862ed836fb86f79/image/i303fafaeb78d002f/version/1717641563/image.png)
ToF ARってなに?
ToF ARとは、スマートフォンやタブレットに搭載された距離センサーを使用して、新しい体験や機能を実現できるアプリ開発ツールです。Depthデータ(端末からの距離データ)を活用して、ゲームや映像制作など幅広い分野に活かされています。
ToF ARは、Depthを測定できるだけではありません。ToF映像からこれらの機能が提供されています。
- 人の手や指の関節の位置をリアルタイムに認識する機能
- 全身の骨格を認識した結果の表示や、ジェスチャーの認識機能
- 平面をリアルタイムに認識する機能
- 3Dメッシュをリアルタイムに生成する機能
上記の他にもたくさんの機能が含まれているので、それらを自由に組み合わせてアプリを開発することができます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s2862ed836fb86f79/image/i22e4ef2eadcfc1cc/version/1717641564/image.png)
ToF ARのサンプルアプリを触ってみる
ToF ARの魅力は、いくら文章で説明してもなかなか分かりにくいと思います。
公式ウェブサイトにあるToF AR SamplesBasic、ToF AR Labというサンプルアプリをインストールすると、ご自身のスマートフォンで機能を試すことができます。
- ToF AR公式ウェブサイトより、MENU画面をクリック
- ダウンロード&ガイドを選択
- スクロールして、「Android」または「iOS」をクリック → Google Play / App Store 画面に遷移
各ページに3つのアプリが出てきますので、試したいアプリのページへ進んでください。
そのうちの1つ、ToF AR ServerはToF ARアプリ開発をする際に、PCと接続してデバッグする際に使用するアプリです。
開発時にはとても便利なのですが、まずはSamplesBasicかToF AR Labを使ってみてください。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s2862ed836fb86f79/image/ib56e2b3f546e85a0/version/1717659383/image.png)
まずはSamplesBasicを紹介します。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s2862ed836fb86f79/image/i3a4c2ef996509e68/version/1717641564/image.png)
SamplesBasicを使ってみる
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=308x1024:format=jpg/path/s2862ed836fb86f79/image/iefff60d392433180/version/1717725270/image.jpg)
アプリを開くと19種類のシーンが並んでいます。
SamplesBasicではそれぞれのコンポーネントがどんな機能なのかを見るのに役立ちます。
見てみたい機能のシーンをタッチすると、左下にカメラマークが表示されます。
ColorとTofそれぞれの解像度を選択していくと、カメラが起動してシーンで使用する機能が動作します。
ここで注意点です。
端末によっては、FrontカメラとBackカメラどちらかしか対応していない場合があります。
詳細は対応機種一覧ページで、お手持ちの端末の情報を確認してみてください。
各シーンの詳細は、Sony ToF AR サンプルアプリ について 【SamplesBasic編】で説明しています。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s2862ed836fb86f79/image/i186bae646dad6b1a/version/1717662221/image.png)
ToF AR Labを使ってみる
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=301x1024:format=jpg/path/s2862ed836fb86f79/image/ia04677cde73fade8/version/1717721772/image.jpg)
ToF AR Labには、ToF ARの機能を使ったサンプルシーンが入っています。
イメージとしては、上で紹介したSamplesBasicの応用版のような感じです。
じゃんけんや、手にかわいいパペットを表示できたり、ジャグリングゲームなんかもあります!
画像はPuppetシーンで遊んでいる私です(笑)
このシーンでは手を認識しているので、手をグーにした赤いほうのパペットくんの目が見えているのが分かります。
ToF AR Labについても近日中に詳しくご紹介します!
紹介したアプリは、ソースコードも無料でGitHub上から取得することができます。
開発をしたい方は、こちらからダウンロードしてみてください。
また、最新のToF ARのツールキットは下記からダウンロードできます。
- ToF AR公式ウェブサイトより、MENU画面をクリック
- ダウンロード&ガイドを選択
- ToF AR v1.4.0 の青いボタンをクリック(※v1.4.0は現在の最新バージョン)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s2862ed836fb86f79/image/if7b9dae1e9b4bd7e/version/1717641565/image.png)
チュートリアルをやってみよう!
実際にサンプルアプリを使ってみることで、どんな機能があるのか体験できたと思います。
次はToF AR User Tutorialを見ながら、アプリを作ってみましょう!
サンプルアプリのインストールページと同じページからToF AR User Tutorialを閲覧できます。
チュートリアルでは、特定のハンドポーズ(ピースサイン)をした時にカメラシャッターを切るアプリを説明しています。
私は非エンジニアなのですが、このチュートリアルを見ながら1時間半くらいでアプリ完成できたので、これを読んでくださっている方はサクッと進められると思います。
ピースサインだけではなく、ToF ARに含まれているポーズから好きなものを選べます。(キツネや指ハートもありましたw)
色々試して遊んでみるといいと思います!
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![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s2862ed836fb86f79/image/i5b35a1a685ffd2db/version/1717658957/image.png)
いかがでしたでしょうか?
ここまで説明した全てを試してみる必要はないと思います。
興味のあるものを試して、ToF ARの面白さに気づいてもらえたら嬉しいです。
お試しいただいた中で利用ケースが見いだせましたら、下記よりお問い合わせください。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s2862ed836fb86f79/image/ie14e653a0cfe34a8/version/1717661848/image.png)
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