工場内での作業を想定したVRアプリの開発事例紹介

この度、ホームページ上のVRの事例紹介動画を更新しました。

 

前回の動画では、研究室での作業をシミュレーションしている動画でしたが、今回は工場内での作業を想定したVRアプリを紹介しています。

 

デバイスは「MetaQuest」を使用し、Unityの「Oculus XR Plugin」を使って開発を行いました。

VRアプリを活用するメリット(工場現場での活用編)

VRの特徴として、モデルを立体的に閲覧することができる点が挙げられます。

 

3D表示させたモデルを360度どの方向からでも閲覧できるので、機材を設置した場合の状況確認や使用感等をよりリアルにイメージすることができます。また、別の機材モデルにすぐに変更することが可能なので準備や移動の時間が短縮できます。

 

開発したVRアプリは、現実世界の動きと連動して仮想空間内を移動でき、3Dモデルを自由に配置して閲覧することができます。

▲ 機材モデルを設置したイメージ画像

もう一つのメリットは、物理的制約がないので、どのようなシチュエーションも再現することが可能です。

例えば、工場内での作業をバーチャル化して体験できるようにすれば、作業工程や機械の操作方法などをシミュレーションしていくことができます。

 

また、危険な作業や、災害発生時のシミュレーションなど、現実の世界で研修することのできないようなシチュエーションを再現することにより、危険を想定した安全教育の実施が可能です。

 

開発したVRアプリでは、フォークリフトの運転席の視線でアーム操作のシミュレーションができます。映し出されている映像から、自分自身が実際に操作しているような感覚が得られます。 

▲ VRアプリのご紹介動画は上記画像をクリック

弊社では、これらのメリットを生かしたVRアプリの開発を支援しております。

 

VRの市場規模は年々増加傾向にあり、今後もさまざまな業界でビジネス活用が進んでいくものと思われます。

 

自社でVRアプリの開発をご検討の際は、ぜひ弊社にご相談ください。